<鬼に金棒>の英語訳を調べてみた。わたしのコンピュータの Google Searchで一番初めに出てくる Google 自動翻訳では
<鬼に金棒>
Demons with gold sticks
なぜか複数になっている。また金=gold となっていて変な直訳だ。Demons with gold sticks だから何だ?で<鬼に金棒>の説明になっていない。実際には<さえ>の用法を調べているときに思いついた<これさえあれば、鬼に金棒>という例文を先にGoogle Search でチェックしたのが、これはGoogle 自動翻訳では
If you have this, you'll be able to beat the devil.
と出てくる。これは、今は死語になっているようだが、噴飯(ふんぱん)ものだ。おもしろいが、自動翻訳機の不十分さを示している。だが、新解釈として将来こういう意味になるかもしれない。Google 自動翻訳はおもしろい。これはまれな例ではなく、噴飯(ふんぱん)ものが続々出てくる。
これさえあれば、鬼に金棒。
の英訳はむずかしい。<さえ>がある条件節の前半も、慣用表現<鬼に金棒>の後半も難しい。試験問題に出したら、いろいろな回答がでてくるだろう。英語の先生でもむずかしいだろう。
私の回答は sptt Notes on Grammar の方にある。
話はそれるが、桃太郎は鬼ヶ島へ鬼退治にでかけて成功して戻って来るが、もし鬼が金棒を持っていたら、そううまくはいかなかっただろう。この金棒、普通の Metal Rod、Metal Stick ではなく、長くて太く、重そうで、とがったこぶがいっぱある恐ろしげな金棒だ。桃太郎でも鬼がこれを振り回すの見たら恐れをなして逃げ出しそうな金棒だ。
追記
最近日本語の助詞をいろいろ調べているが、おもしろいのがいろいろある。笑い話的なのでは
シャボン玉 とんだ屋根まで とんだ
と言う歌を聞いた子供が母親にたずねた
かあさん、シャボン玉がとぶと、なんで屋根までとぶの?
sptt
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