<お目にかかる>も<お目にかける>慣用的な言い方で、また<目>の前に<お>がありa相手に対する尊敬を表わす言い方 (敬語) だ。
お目にかかる ー お会いするお目にかける ー お見せする
別のポスト
<見かける>と<見せかける> (sptt Notes on Grammar の方)
で<見かける> については文法中心に検討した、ここでは <お目にかかる>と<お目にかける>、さらには<目にxx>、<目をxx>という言い方をチェックしてみる。文法事項は少なく、やまとことばの慣用的な言い方なので、こちらブログ (やまとことばじてん) の方で書くことにした。
<目にxx>という言い方。アイウエオ順。
目に映 (うつ) る 、目に沁 (し) みる
は一般的な言い方で慣用用法ではない。慣用用法は多い。それこそ<目は口ほどにモノを言い>だ。
目にあまる
目に浮 (う) かぶ
目に入 (い) れる
目にかかる <お目にかかる>とは違う。<目にかかる>はすでに古語のようだ。昔は<目にとまる>、<目につく>の意で使われたようだ。
目にかける これも<お目にかける>とは違う。<目にかける>は<目をかける>とも言い、<目上の者が、目下の者に対して)好意的に対応する>、<めんどうを見れやる>。
目にする目につく
目にとまる (止まる) 目にもとまらぬ速い技 <目にとめる>はあまり聞かない。
目になじむ
目に入 (はい) る
目に触 (ふ) れる
目に焼き付ける
<目にする>、<目に入る>、<目に触れる>は<見かける>の意に近い。
<目をxx>という言い方。アイウエオ順。
目を開 (あ) ける、目を覆 (おお) う、目をさます 目をしばたく、目をつむる、目を閉 (と) じる、目を伏 (ふ) せる
は一般的な言い方で慣用用法ではない。 慣用用法としては
目を移 (うつ)す
目をかける <目にかける>がある。
目をくれる
目をそむける
目をそらす
目をつける
目を通す
目を止める <目に止める>がある。
目を離 (はな) す
目を伏 (ふ) せる
目を回す 目が回る
目を丸くする
目を見はる
目をむく
目をやる (遣る)
目を覆いたくなる
目を伏せたくなる
は慣用用法とも言える。
追記
<目>は具体的、身体の一部で<目に見える> が、<気>は抽象的で目に見えない。
気に入(い)る
気に掛ける
気に障(さわ)る
気になる
気に病(や)む
気+を
気を入れる、気合を入れる
気を失う
(気を込める) ー 心を込める
気をつける
気を留(と)める
気を取り戻す
気を晴らす
気を回(まわ)す
気を向ける
気を揉(も)む
気を休める ー 心を休める
気を許(ゆる)す 、油断する