<見栄>は当て字で<見え>の意でやまとことば。<見え>は語源的には<見えること>、<見える様子>。場合によっては、<見え=見ばえ>になるか。<見ばえがいい>という言い方があるが、<見ばえ>自体に<はえる>の意があり、ややおかしい。<見栄 (ば) えがする>は問におない。
<見えを張る>という言い方があるが、他人の目を意識した<自分の姿、見た目、外見>をよく見せようと努力することだ。女性の化粧は<自分の姿、見た目、外見>をよく見せようとすることだが、<見えを張る>とは言わない。<見えを張る>の<張る>は<無理をしてxxする>で、ある種の緊張感がある。<見えを張る>は無理して<自分の姿、見た目、外見>をよく見せようとすることと言える。
一方中国には<面子 (メンツ) >という言葉がる。中国の<面子>は日常生活、社会生活で活躍する。ほぼ同じような意味で日本語にもなっている。面子を立てる、面子が立たない。
面子を立てる:世間、他人から非難されないようにする。
面子が立たない:世間、人様 (ひとさま) に見せる顔がない。
<面目 (メンモク、メンボク) ない>という言い方があるが、これも<世間、人様 (ひとさま) に見せる顔がない>の意だ。<恥 (はじ) >に通じるものがあるが、ここでは深入りしない。
<虚栄>も中国語。<栄>の字を<見栄 (みえ) >とか<見栄(みば) え>に流用しているのは<虚栄>が関連しているためだろう。<虚栄>は<栄>が<虚>で否定されている。
sptt
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