<昴 (すばる)>という歌の文句に
ああ、さんざめく、名もなき星たちよ
というのがある。
<さんざめく>をネット辞典でチェックしてみると
さんざ‐め・く
ひどく浮き浮きと騒ぎ立てる。にぎやかに騒ぐ。「弦歌―・く巷」 これでは歌の歌詞
ああ、さんざめく、名もなき星たちよ
にあわない。さらに「さざめく」をチェックしてみると
さざ‐め・く
[動カ五(四)]
1 ざわざわと音をたてる。大勢の人が、にぎやかに音や声を立てて騒ぐ。ざわつく。さんざめく。「弦歌―・く巷」「笑い―・く」
2 時を得て華やかに暮らす。時めく。
というのがある。 これもダメだ。 燦然 (さんぜん) ー> 燦然 (さんぜん) めくとなったものだろう。漢語とやまとことばの動詞語尾<めく>の融合といえよう。
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