だいぶ前に<綺麗な花、美しい花>というポストを書いたことがある-Dec 2, 2012。最近<美しい日本語>というのを目にしたので<綺麗な日本語、美しい日本語>について考察してみる。<綺麗、きれい>と<美しい>を比べてみると、漢語由来の<綺麗>の使用頻度が圧倒的に多いようだ。
きれいな人 美しい人
きれいな顔 美しい顔
きれいな肌 美しい肌
きれいな手 美しい手
きれいな足、脚(あし) 美しい足、脚(あし)
以上主に女性の形容。
きれいな建物 美しい建物きれいな部屋 美しい部屋
きれい道路 美しい道路
きれいな橋 美しい橋
きれいな服 美しい服
きれいな色 美しい色
きれいなグラス 美しいグラス
きれいなコップ 美しいコップ
きれいな景色 美しい景色
きれいな眺め (ながめ) 美しい眺め
きれいな街 (まち) 並み 美しい街並み
きれいな山 美しい山
きれいな川 美しい川
以上は視覚によるもの。
<美しい>は意味にブレがないが、<きれいな>の方は
きれいな手、きれいな足、きれいな部屋、きれい道路、きれいなコップ、きれいな川
の<きれいな>は多分に<清潔な>の意味になる。
聴覚も可能で
きれいな音色 (ねいろ) 美しい音色 聴覚
視覚、聴覚以外でも、抽象的、社会的な
きれいな国 美しい国きれいな政治 (美しい政治、はダメだろう)
なども可能だ、
さて
きれいな日本語、美しい日本語
はどうか?
言葉は視覚というよりは聴覚だ。
<きれいな日本語>は<耳に心地よい日本語>になるか。個人差があるが<耳ざわりな日本語>もある。標準語、東京弁も地方へ行くと<きれいな日本語>になる。個人的には、ひと昔前の東京の山の手、下町の口語は<きれいな日本語>だった、と思う。
一方<美しい日本語>とは何か? これは外国語との比較で、発音だけでなく文法、発話の様子が含まれる。基本的には簡素な方が<美しい>。日本語の発音、文法は比較的簡単だ。
sptt
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