<そぐう>はほとんど否定の<そぐわない>として使うが、<そぐう>の語源はなにか?
ネットでチェックしてみると
”
「そぐう」の)語源は衣(そ)食(くう)で、衣が身に合うことにたとえたものとする説や、ソヒ(添)クフ(構・噛)から来ているとする説などがある。
”
というのがある。<衣(そ)食(くう)>はないだろう。<ソヒ(添)クフ(構・噛)>は、<ソヒ(添)>(添う)はいいとして<クフ(構・噛)>が何だかわからない。
くふ 【構ふ】
活用{は/ひ/ふ/ふ/へ/へ}
(鳥が巣を)作る。
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クフ(噛)「かむ(噛む)
<そぐう>の<そ>は<添う、添ふ>だろう。<ぐう、ぐふ>の方は成語による発音変化だろう。
そふ (添ふ)+合う(合ふ)
は意味的にはピッタリだ。 <合う>は日本語の大動詞。大いに活躍する。
そひあふ sohi-ahu、soi-au
so -ia - u
真ん中の<ia> が<gu>になればいい。<ia>は<ya>だ。
so -ia - u ー> so -ya - u
だが<そやう>が<そぐう>にはなりにくい。
昔から<そぐう>はほとんど否定の<そぐわない(そぐはず、そぐはぬ)で使われていた。否定の場合が<わ、(は)>が出てくる。
そひあはず soi-awa-zu, so- iawa-zu
真ん中の<iawa>は<gawa>,<guawa>になる可能性がある。
so- iawa-zu (そいあわず) ー> so - guawa - zu (そぐわず)
<そぐわない>
日本語では<あわない>、<ふさわしくない>、<釣り合わない>という言い方がある。
和製英語では<マッチする>があるが、 英語の to match は自動詞と他動詞の使い方があって
A and B match.
A matches B.
sptt
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