Saturday, January 2, 2016
<xx のくせに>の<くせ>は癖の意か?
このポストはいくつか前のポスト ”<めく>、<めかす>動詞” 、べつのところで最近書いたポスト ”譲歩文(xx にもかかわらず)” の続編。
素人(しろうと)のくせに玄人(くろうと)みたいなことを言うな。
わかりもしないくせに学者みたいなことを言うな。
平社員のくせに社長みたいなことは言うな。
まだ子供のくせに、言うことは一人まえの大人みたいだ。
<xx のくせに>は<xx にもかかわらず>とは違う。 <xx にもかかわらず>は譲歩というよりは逆説を導く確定文(節)で言外の意味(内包された意味)は中立だ。これに対して<xx のくせに>は否認、不賛成(disapproval)が言外の意味にある。ここで言外と書いたが、それでは<言>あるいは<言内>の意味はなのか。<くせに>の<くせ>は何か?
推定-1
まず頭に浮かぶのは<癖>の<くせ>だろう。 <癖>は大体<悪い>言動、習慣のことで否認、不賛成(disapproval)の意を内包(implied)している。
推定-1
次に私の頭に浮かんできたのは<糞>の<くそ>だ。 日本語は<ののしり言葉>が極端にすくなく、<くそ>が一番多く使われるようだ。<ののしり言葉>なので当然言外に否認、不賛成(disapproval)の意を内包(implied)している。
<xx のくそに>はやや変さが<xx のくそ>は
素人(しろうと)のくそが玄人(くろうと)みたいなことを言うな。
平社員のくそが社長みたいなことは言うな。
まだ子供のくそが、言うことは一人まえの大人みたいだ。
で一応意味は伝わる。
sptt
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
No comments:
Post a Comment