Thursday, September 7, 2017

リラックスのやまとことば、<ほがらか>


リラックスのやまとことばは何か?

体(からだ)が疲れたときにはマッサージをして(してもらって)<肩、体の凝りをほぐす>のが有効。リラックスした気分になる。固まったからだがほぐれた状態になる、またはそういう状態がリラックスと言える。したがって

リラックス = ほぐれ、ほぐれた

となる。<ほぐれ>は<ほぐれる>の連用形体言(名詞)化用法。マッサージは大体してもらうが(最近は電動の機械や器具にしてもらう)、<ほぐれる>は自動詞で他動詞は<ほぐす>。もともとは<糸のからまり、こんがらかり(方言か)、かたまりを解く>のような動作が<ほぐす>のようだ。<肩の凝りをほぐす>という表現は納得できる。さらには<緊張をほぐす>となり、リラックスに近くなる。

<ほぐれ>と言う発音から連想される言葉に<ほがらか>がある。<ほがらか>は大体人の性格を表現するのに使われるが、<ほがらかな人>は95%がたは<いい人>だ。残りの5%は<ほがらか過ぎる人>が嫌いな人もいるからだ。何ごともよく調べると100%(完全)はないものだ。手もとの辞書では<ほがらか>は<明るく、わだかまりがない>とある。<わだかまり>の詳しい説明は、忘れなければ別の機会にする予定だが、<水が流れないでとどまる>、<糸がからまる>ような様子、<糸のからまった>ような状態の意か?

古いやまとことばのようだが<ことほぐ>というのがある。<こと>は<ことば>の<こと>だが、<ほぐ>がよくわからない。<ことほぐ>は<言葉で祝う>の意なので<ほぐ>は<祝う>とすると<ほぐす>、<ほぐれる>とは関係なさそう。

sptt

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