<身の程知らず>という言い方がある。これは<身の丈(たけ)知らず>とも言え、むしろ<身の丈=身長>の方が実物をが目に浮かぶのでこちらの方がよさそう。<たけ>はやまとことばに間違いないが<ほど>はやまとことばだろうか。<程>の字で<ほど>と読ませるが、<程(chéng)>の中国語発音(一音節)は<ほど(hodo)>からは程(ほど)遠い。<ほど>の語源は何だろう?<ほど>の意味の解説ではよく<程度>がでてくる。いくつかの解説を読むと
ほど = 程度
と言っていい。だが<程>は工程、旅程、日程などと使い<ほど>の意味はない。念のため中国語ネット辞書で調べてみると
https://pedia.cloud.edu.tw/Entry/Detail?title=程
”
程 (chéng)
解釋:
”
で大体日本語(漢語)と同じで、しかも二字成語の例を使った説明になっている。このなかでは
が参考になるが、すぐには
程 = ほど
にならない。
ここで程度の<度>に注目してみよう。<度>の中国語発音はdù で<度(ど)>に近い。これまた念のため中国語ネット辞書で調べてみると
https://pedia.cloud.edu.tw/Entry/Detail/?title=度
”
dù
解釋:
”
で、これも二字成語の例をつかった説明が主になっているが、度の方が<ほど>に近い。特に
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