前回のポスト<気にxx、気をxx、気がxx>の最後の方で
”
いくつかは<気>を<心>で入れ替えられるが、意味が違ってくる。また<心>の方はシリアスになるようだ。
と書いたが、どうもそれだけではない。おもしろい課題だ。
このポストが長くなってきたので、今回はこれまでとし、次回のポストで
<気>ガ主で<心>が従、付属となっている。これを逆転させて<心>ガ主で<気>が従としてチェックして、もう少し深入りしてみる。
”
結論めいたもの先に述べておくと
上の
1)<気>を<心>で入れ替えられるが、意味が違ってくる。また<心>の方はシリアスになるようだ。
以外に、これも 前回のポストで書いたが
2)<心>の方は慣用的な言い方ではないが、なんとかなるのだ。言い換えれば、<心>は<気>よりも汎用性が大きいのだ。
3)上の2)はおもしろい。<気>は ki で一音節,一方<心は>は kokoro と3音節で長い。 長いが言いずらいことはない。むしろ kokoro は響きがいい。
4) <気>はやまとことばのようであるが、中国語由来とも考えられる。
sptt Notes Grammar のポスト<気は心>では
<気>はは大和言葉のように使われていいるが、元はれっきとした漢語であると書いている。これは間違いないだろう。だが相当大和言葉化されており、無意識では<気>は<き>の大和言葉だ。<気(け)>は<気(き)>と同じ。多分1)日本に入ってきた時が違う、2)中国語の方言、3)日本に入ってきてから変化した。現代北京語では気(qi)だが広東語では<hei>と発音する。<hei>は<kei>に近い。あるいは昔の(あるいは今でも)中国のある地域では<ke>に近い発音ではなかったか(ないか)。
と書いている。
5)調べてみたら、<気は心>シリーズの最近の”<気は心>か?-2“ (Nov, 2023) で
”
これまた予想外に<心>を<気>で入れ替えできるものは少ない。<気>と<心>は別物なのだ。違いを大雑把に比べてみると
1)<気>は短期的、刹那的。<心>は長期的、永続的。
<楽しい、うれしい>は <気>の現われ。<しあわせ>は<心>の現われ。
中国語では happy を<開心>と訳し、<幸福>は使われないと言っていい。<開心>には<心>の字が使われているが、総じて短期的、刹那的な<楽しい、うれしい>気分のことだ。
2)<気>は概して浅薄、薄っぺらだ。一方<心>は深刻、奥が深い。
3)<気>は英語の mind 相当。<心>は heart 相当。
以上から、<気は心>の一つの解釈として
気は表面的な意図で、心は隠れた深い思い。気 (意図) がないと始まらないが、大事なのは心だ。心の深さは表面的な意図とは関係ない。
”
と分析している。
さて<心にxx、心をxx、心がxx>のチェックしてみる。<気は心>シリーズでチェックしたことがありが、今回は再チェック。
上で
これまた予想外に<心>を<気>で入れ替えできるものは少ない。
と書いているが、前回のポスト<気にxx、気をxx、気がxx>のチェックで再確認した。
心にxx(動詞)
1)慣用的な言い方
心に浮かぶ
心に浮かべる
心にかかる
心に残る、心に残す
心に響 (ひび) く
心にひそむ
心にもない
心にわだかまる
心をxx(動詞)
1)慣用的な言い方
心を打つ
心を痛める
心+形容詞
心苦しい
心無い
心無し
心細い
こころよい
心易 (やす) い ー 気易 (やす) い
心+動詞、心+が+動詞
心あたたまる、心があたたまる
心痛む、心が痛む
心うきうき、心がうきうきする
心ときめく、心がときめく
心騒 (さわ) ぐ、心が騒ぐ
心する、注意する、覚えておく ー 気にする、気に掛ける
心はずむ、心がはずむ
こころ安 / 休 (やす) まる 、こころが安 / 休 (まる
心+が+動詞
心がおどる <心が躍る>と出てくるが<当て字的だ。<心踊る>
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