<とんでもない>の語源を調べてみると
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https://oggi.jp/6347814
「とんでもない」の語源
諸説ありますが、「とんでもないです」は、「途でもないです」が変化してできた言葉だと言われています。「途」は訓読みにすると「みち」。「途」は「道筋」や「道のり」「手段」を意味しています。
「道のり」を表す「途」に、否定を表す「ない」が組み合わさることによって、「道のりがない」。つまり、「道理を外れた」という意味を持つ「途でもない」が誕生しました。
そこから、この「途でもない」が変化し、今の「とんでもない」という言葉が生まれたそうです。
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というのがよく出てくる。もっともらしいが、これは<こじつけ>の可能性が非常に高い。「途でもない (です) 」という言い方(中国語+やまとことば)は存在しなかっだろう。
<飛んでもない>もとんでもない 話だ。
<とん>がでてくる言い方には
とんとわからない(まったくわからない)とんと知らない(まったく知らない)
とんと聞いたことがない(まったく聞いたことがない)
があるが<とんとxxない>の組み合わせ、係り結びだ。
<とんとん拍子>の<とんとん>は擬態語。
<とんがる>は<とがる>の口調変化。
最後の例からする<とんでもない>は<とでもない>の口調変化の可能性が高い。この<とでもない>は<途でもない>と違って存在しただろう。
とでもない
は
xxとでもない
も可能だが<こと>が出てくる。
そいうことでもない (そうでもない)ダメということでもない (ダメでもない)
いいということでもない (<いい>でもない、よくでもない)
カッコ内は普通の言い方なので、<と>が問題だ。ところで、相手が言ったことに対して<とでもない>単独で
とでもない (そうとは言えない、そうとも言えない、さらに<そうでもない>)
とは言う。相手が言ったことに対しての否定、反論だ。<そうでもない>は<でも>があるため否定、反論の度合いがやや弱い。<とでもない>も<でも>があるので否定、反論の度合いがやや弱い。くどくなっているが
とでもない=そうでもない
としていいだろう。
<ありがとう>はたいてい相手が言ったこと、したことに対して返答で、相手が言ったこと、したことが自分にとって<利がある>場合に使う。したがって
とでもない=そうでもない
はそのままでは<ありがとう>にならない。
さらにくどくなるが、
そうでもない
は
そうではない
そんなことはない
違う
で、これらは<ありがたい、有り難し>のもとの意味の<有ることが難しい>に通じる。そうすると、<有り難し>が<ありがとう>に変わっていった過程、すなわち予期しないいいことに遭遇した時、まず自分自身に<有り難い>と言い、これが実際口に出て<有り難い>、<ありがとう>となった、あるいは<ありがたき予期しないいいことです>が短縮されて<ありがとう>となった、と同じで(少し前のポスト<ありがたい>参照。)
相手が言ったこと、したことが自分にとって<利がある>場合に、<信じられない>の意の
そうではない
そんなことはない
違う
の意の<そうではない>、すこしソフトな<そうでもない>を自分に言い、これが実際口に出て<そうでもない>、<とでもない>となった。
以上は<こじつけ>のようだが、語源探索には時に意識して<こじつけ、敷衍(中国語の敷衍>が必要だ。<意識して>が肝心。
sptt
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