<販売計画>のやまとことばは<売り見込み>。
<販売計画>はは売上げ、利益重視の一般的な会社では、重要な働きをする。そこそこの規模の会社になると販売部門では<販売計画、販売予想>、生産部門では<生産計画>がある。この<販売計画>、<生産計画>が達成できないと<ゆゆしき>問題となり、販売担当重役、販売部長、生産部長、さらには時に社長の進退にかかわってくることもある重要なものだ。特に景気の悪い時の担当重役、担当部長にしてみれば頭が痛い問題。
さて、 <計画、予想>はやまとことばでは<見込み>が相当し、<販売計画>は<売り見込み>。<売り見込み>は書面や電子資料ではあまり使われないが、<販売見込み>が使われることはある。また口語では<売り見込み>も意識せずに使われる。
<見込み>は<もくろみ>、さらには言葉は悪いが<当て込み>、<決め込み>、<思い込み>に相当し、元来<当てにならない>代物だ。これに振り回されていることになる。<販売計画>の代わりに、やまとことばの<売り見込み>を正式に使ったらどうか。<売り見込み>にはあまり権威や責任が感じられず、聞く、見る方が<当て込み>、<決め込み>、<思い込み>と取れば、頭が痛い問題が軽減されるのでないか。<込む>が重複するが<売り込み見込み>とすれば、頭が痛い問題がさらに軽減されるだろう。
sptt
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