日本語の代表的な罵倒語は<バカ>で、<間抜け>は二番目か。関西では<アホ>が一番か。<バカ>は漢字表記で<馬鹿>となるがこれは当て字で馬も鹿も関係ない。だが中国語系にBaidu Wiki には
中国の『 史記 』における 趙高 の「 指鹿為馬 」の故事に由来し、
という解説がある。 現代の中国式の罵倒語は<馬鹿野郎>(bakayarou) で日本人が出てくるドラマではこの<bakayarou>が時々出てくる。
日本語野 Wikiでは
”
広辞苑によると、古くは僧侶の隠語であったものとされており、おそらく梵語(サンスクリット語)のmoha(「無知」という意味の語)から転じた語だとされているが、その他にも様々な説がある(語源を参照)。
:"
とある。中国語の<指鹿為馬>は<馬>は mǎ、 <鹿>は lù で 音韻では<baka>とまったく関係ない。<馬鹿>を音読みすると<マロク>(鹿鳴館、ロクメイカン) 、訓読みすると<うましか> で、昔は、<ゥましか><ㇺましか>で ー><まか、maka>ー><バカ>になるのは否定できない。上のサンスクリット語 moha ば baka になったのと大した違いはない。
一方<間抜け>の語源はどうか? これはおもしろい。 一般的な説は、ネット上で
https://karens8.com/manuke/
間抜け】の語源についてご紹介します。つぎのとおりです。
- 『間抜け』は、『間ガ抜ケル』から用いられるようになったもので、原義は、拍子が抜ける、調子が外れることをいう。
そこから、手抜かりがある意を表すようになった。
(出典:語源辞典形容詞編) - 『間』は、芝居や音楽での拍子や調子といった意味。
この間が抜けると芝居の雰囲気がくずれ、音楽も変な調子になってしまう。
そこから、動作や会話などにおいて他人と歩調が合わず、テンポの狂ってしまう人を、ぼんやり者、うすのろという意味で『間抜け』といった。
(出典:語源ものしり辞典)
これからすると、芝居や音楽で<拍子>や<調子>を<間>といい、この<間>が<抜けている>ことから、<間抜け>が現代の意味の<動作や会話などにおいて他人と歩調が合わず、テンポの狂ってしまう人>、<ぼんやり者>、<うすのろ>さらには<バカ者>となったことになる。細かいことを言えば<テンポの狂ってしまう人>ではなく<テンポを狂わせてしまう人>だろう。
意味の変遷経緯をもう少し考えてみると、
1)芝居や音楽に限って言えば
芝居や音楽で、拍子や調子、すなわち<間>が<抜ける>ことを指すのだが、元来<間>自体<空間>、あるいは<時空間>の意味で、時間についていえば、使用されていない時間
が<間>だ。言い換えると、空いた時間、空 (あ) い間 (この意味での<空き間>はあまり聞かない)。
さらに少し考えてみると、使用されていない時間、すなわち<空いた時間> が<抜けても>たいしたことはないはずだ。
2)ところが 芝居や音楽で、使用されていない時間、すなわち<空いた時間>、さらにすなわち<間>は重要なのだ。芝居や音楽の良い効果を高めるために意図的に<間>を置くのだ。
3)2)の意味が芝居や音楽以外に拡張されると、一般的に、言動において、使用されていない時間、<空いた時間>、<間>は重要なのだ。ここが <間抜けの語源>のポイント。
4)絵画では、時間が止まっているので、<間>は使用されていない場所になる。中国絵画では、昔から<虚実の妙>というのがあって、<虚 >は<間>に相当する。
sptt
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