<ゆとり>はやまとことばらしい言葉だ。
”
物事に余裕があり窮屈でないこと。余裕。「経済的にゆとりがない」「心にゆとりを持つ」
”
関連語としては、擬態語みたいだが<ゆったり>がある。語源ではなさそうだが古語に<ゆたけし>というのがある。
①(空間的に)ゆったりとしている。広々としている。
②(気持ち・態度などに)ゆとりがある。おおらかだ。
③(勢いなどが)盛大だ。
<末尾>参照
<ゆたけし>が<ゆったり>という語を生み、これが<ゆとり>になったのではないか?
<末尾>
ゆた-け・し 【豊けし】
形容詞ク活用
活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}
①(空間的に)ゆったりとしている。広々としている。
出典万葉集 四三六二
「海原のゆたけき見つつ」
[訳] 海原が広々としているのを見ながら
②(気持ち・態度などに)ゆとりがある。おおらかだ。
出典万葉集 一六一五
「ゆたけき君を思ふこのごろ」
[訳] おおらかなあなたを思うこのごろ。
③(勢いなどが)盛大だ。
出典源氏物語 若菜上
「最勝王経・金剛般若(はんにや)・寿命(ずみやう)経など、いとゆたけき御祈りなり」
[訳] 最勝王経・金剛般若経・寿命経など、たいそう盛大な御祈禱(きとう)である。
sptt
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